弊社にできることは普通の技術力の提供です。
残念ながら特別ハイレベルなスキルや最先端の技術を持ち合わせているわけではありません。Windows, Oracle Database, MS Office などの基本ソフトを使い、マニュアルレベルの機能で普通の業務システムを構築し、会話ではシステムの専門用語を使うべき場面かどうか判別し、横文字やアルファベット4文字などで煙に巻くようなことはせず、普通に話が通じるシステム会社を目指しております。
実際のところ、Windows や Oracle Database, Office の機能は膨大であり、完全に使いこなしている人は極めて稀です。普通のシステム構築には普通のスキルでほとんど可能です。
経験上、頭のいい人がシステムを構築すると複雑なシステムになりがちです。頭が良い人というのは複雑なことも難なく理解できてしまうため、設計書に始まりデータやプログラムの中まで複雑になってしまうようです。
メンテナンスの必要なシステムであれば複雑であることは致命的であり、多少頭のゆっくりした人でも理解しやすいように構築すべきと考えております。
最適なシステム構築を目指し、基本ソフトの性能を可能な限り引き出した上で CPU、メモリ、ディスク、ネットワークのバランスを念頭に置き、プログラム自体はシンプルに書くようにしております。
そのために最も力を入れているのは「テーブル設計」です。業務フローの分解から始まり、データの可読性や整合性、テーブルの拡張性、命名規則に力を入れてテーブル設計を行うことでシステムの基盤がきれいなものとなり、その上に構築するプログラムもスッキリしたものになります。最終的にはテーブル定義書を見れば業務フローの理解を助けるという逆の効果が発生するようになります。